Understanding the Political Scenario of INDIA,CANADA,JAPAN,CHINA,USA, FRANCE etc (1)

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旧ソ連からカナダに亡命したジャーナリスト、Yuri Bezmenovによる講演、というかヨタ話。

概要
  • ハリウッド映画に出てくるKGBのスパイは、マイクロフィルムを盗んだり橋を爆破したりしているが、そういうのはリアルな活動のせいぜい15%。残りの85%はSubversion(社会的・文化的な破壊活動)である。
  • Subversionは西側諸国では違法行為にあたらない。
  • Subversionは双方向である。相手が破壊されたがっていない限り、破壊は成功しない。例えばソ連は破壊できない。closedだから。
  • Subversionを最初に理論化したのは孫子である。
  • 「国家戦略を実現する上で、戦争は最低の方法である。最高の方法は、まったく戦うことなく、敵国のvalueを破壊することである」
  • Subversionは4段階からなる。
  • 第1段階はdemoralization.
  • 人がパーソナリティや価値観を形成するだけの時間、15~20年かけて1世代のモラルを骨抜きにする。
  • 「西側の退廃的な文化は全部ソ連の影響だというのか?」と聞かれることがあるが、そういう話ではない。
  • demoralizationは柔道ストラテジーだ。敵が自分より大きくて重い時、パンチを正面から受け止めることはできない。代わりにパンチの腕をつかんで、その勢いを利用して壁に叩きつければよい。
  • ターゲットが自由主義の場合、そこには多様なムーブメントがある。当然、反社会的勢力も居る。敵の社会が壊れるか危機に陥るまで、それらの勢力を援助すればよい。
  • demoralizationの対象は6つ。1)宗教 2)教育 3)社会生活 4)権力構造 5)労使関係 6)法と秩序